ちょっと息抜き旅記録

日常に疲れたら、思い切って海外へ。

ゆっくり、ニュージーランドひとり旅

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ワイナリーのブドウ畑

基本情報

  • 旅行先
     ニュージーランド
  • 旅行期間
     2018/4/19~4/24(4泊6日)
  • 旅行者
     ひとり旅
  • 目的
     土ボタル鑑賞とワイナリー巡り
  • 服装
     薄手のニット+トレンチコート
  • 旅行会社
     個別手配(ニュージーランド航空+エクスペディア)

 

ニュージーランド航空に乗ってみたかった

あまり値崩れしないと言われているニュージーランド航空で特価が出たので、3月に勢いでチケットを購入してしまいました😅
(最近はまあまあ値崩れしてます)

ニュージーランド航空の機内安全ビデオがユーモア溢れててすごいと話題だったので、一度は乗ってみたいと思ってたんです。

最初の難関はフライト前日。
ニュージーランド航空から電話があり、予約していた帰りの便が欠航するから翌日の便に振り替えて欲しいと言われる。
ホテル代等、振り替えに影響して発生した費用については航空会社が出してくれるとのことだったので、急遽上司に相談して、休みを1日多く取らせてもらうことにしました。
…が、どうしても外せない会議があって、それだけは出る必要があって…。
朝に最寄の空港に着いて、直接向かえばギリギリ間に合うだろうということで、何とか了承を貰ったわけですが、ちょっと無謀だったことは後に実感することに。

行きは問題なかったので、定刻通りの発着で。

機内安全ビデオは、ロード・オブ・ザ・リングのパロディでした(笑)

オークランド国際空港からホテルまで乗り合いバスで向かい、その後、市内にあるJCBプラザへ。

JCBプラザというのは、JCBカードのサービスで、主要都市にカウンターを設けていて、そこで現地ツアー(JTB系)やレストラン(JCB提携)などの予約をして貰えたり、現地情報を教えて貰えたりします。もちろん日本語で。
なので、JCBプラザがある都市に行くときは、JCBカード必携です。

www.jcb.jp

「ワイヘキ島ワインツアー」と「土ボタル鑑賞&ロトルア観光」の現地ツアーを申し込もうと思って行ったのですが、「ワイヘキ島ワインツアー」は満員で申し込めず、「土ボタル鑑賞&ロトルア観光」のみをお願いしました。

カウンターのお姉さんが「ここならワイナリーが近接して4軒あるから行きやすいですよ」と地図を渡してくれたので、ワイナリーには自力で行くことに。
ここから始まる大冒険(笑)

ニュージーランドに着いてから、何となーく…薄々気付いていたのですが、英語が聞き取れない!!

そもそも英語ができなくてカタコトで何とか乗り切ってるので、分からないも何もって感じではあるのですが、それでも何となく言ってることは分かったりするのですよ。
しかしながら、ニュージーランドの英語はさっぱり聞き取れないのですよ😂
「シティライフ(ホテル名)」をニュージーランドの人が言うと「スシラー」って聞こえるんですよ!
何回聞いても「ベジタブル」が聞き取れないんですよ!!(半泣)

ニュージーランド3泊、東京1泊の4泊6日の旅の1日目は、街をゆっくり歩いて終了。

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フェリー乗り場

ワイナリー巡りは大冒険

2日目は自力でワイナリー巡りを決行。

オークランドの港からフェリーでワイヘキ島へ。
そしてそこから路線バスに乗ってワイナリーが集まっている場所を目指すわけですが、ニュージーランドの路線バスが不親切すぎる!!
…いや、バスの運転手は親切にしてくれたんですよ。システムが不親切!

乗るときに、運転手さんに地図を見せながら「ここに行きたいから、着いたら教えて」とお願いしてたんですよ。

で、乗っていて、しばらくすると停留所に停まって、運転手さんが地名らしきことを叫んで、何人かの乗客が降りて行って、また次で運転手さんが叫んで、何人かが降りて行って…

そうこうしていると、明らかに通り過ぎたことが分かる看板が、道路脇に現れて…
えぇ!?ってなっても時すでに遅し。

まぁ、小さい島だし、一周してフェリーターミナルに戻るだろう…と思いつつ、そのまま乗り続けてたら、島を半周したあたりで「終点!」って言われて…
「バスは折り返すから、もう一回お金払って」って言われて。
「いや、分かったけど、教えてって言ったじゃん!」と抗議したら「ちゃんと呼んだ」と言われ…

「次は絶対教えて!」と言って乗りつつ、呼んだかぁ…?と、疑問に思ってたんですが、バスが折り返してから判明しましたよ。

呼んでくれてましたよ!(笑)

路線バスは基本停留所の名前を車内放送しないんですね。
だから、運転手さんが叫んだポイントが、お知らせポイントだったということでした。
日本では「次は○○~」と言ってくれているもんだから、そういうもんだと思い込んでた。
難易度高い…orz

それに気付いたので、復路は運転手さんが叫んだタイミングで下車。
結局何言ってるかは分からなかったけど。

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甘口ロゼ

やっとたどり着いたワイナリーで試飲をいくつかして、一番気に入ったワインをお土産にボトルで買ってきました。

シラーという品種のちょっとスパイシーな風味がある赤ワイン。シラーはオーストラリアの方が有名で、ニュージーランドらしくはないのですが、気に入ったんだから仕方ない。

そんなに飲んでないつもりでしたが、4軒梯子したら、結構フラフラでした(笑)

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こんな感じで、3種類試飲して$10だったり。

 

土ボタル鑑賞&ロトルア観光

3日目は現地ツアーの「土ボタル鑑賞&ロトルア観光」に参加。

集合場所と集合時間さえ分かれば何とかなるわーと思って、英語ガイドのツアーに申し込んだのですが、ガイドの案内が聞き取れないことに若干不安がよぎる(笑)

オークランドから2時間半ほどバスに乗って、最初に着いたのは土ボタルの洞窟。
洞窟の中で光る虫を見学するのですが、虫だと思わなければ綺麗!!
写真撮影禁止なので、全く記録は残せなかったのが残念ですが、一度は見といて良かったなぁと思います。…虫だけど😅

洞窟の入り口でスタッフに写真を撮られたのですが、出口のそばにあるお土産屋さんで合成写真売ってた!!
なんか「上見て」とか言われて、上を見たりしてたのですが、頭上の土ボタルを見てる
写真が出来上がってました(笑)

結局買いませんでしたが😅

そしてバスの中で配られたランチボックスが衝撃でした!
メインがチキンサンドで、チキンとキュウリとレタスのサンドだったのですが、何かジャムがかかってる…?
食べると、ベリージャムでした。そこはかとなく甘くて、チキンの上にジャムはまだ大丈夫だったのですが、キュウリは嫌だったなぁ…

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ちょっと残した…。

またもや移動して、今度はハカ(マオリ族の民族舞踊)のショーと羊の毛刈りショーの鑑賞。

ハカは迫力満点でした!
もう少し時間長くても良かったなぁ…と。

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ハカ


羊の毛刈りショーは…手際いいですね…って感じ(失礼)
いや、すごいとは思うんですけど。
あっという間すぎて、余韻がないというか。

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羊の毛刈りショー

それから、温泉の街ロトルア名物の間欠泉と泥温泉の見学。
間欠泉が噴き出てる様子は感動でした。
泥温泉については…まぁ…大分の方が…(大分好き)

全体的に観光ツアーってこんなもんね…って感じのところもありましたが、自分で巡ろうとするととても大変なので、結論、ツアーに参加して良かったと思います。

オークランドに帰ったら、地元民オススメのレストランでディナー。
ムール貝のトマトグリルのスモールをオーダーしたのですが…

15個も出てきた!(笑)

思わずウェイトレスさんに「スモール?」って聞いてしまった😅

いや、味付け薄めで私好みで美味しかったんですけど!
ムール貝ばっかそんなにいらん…😂

とはいえ、ワインとパンがあればぺろりとたいらげられました(笑)

バタバタで帰国

ラッキーで延びた滞在最後の日は、午前中、オークランドの港周辺を散歩したりお土産を買ったり。
『OKギフトショップ』という故 大橋巨泉氏が設立したお土産があって、さすがというか、日本人が好きそうなお土産が揃ってて選びやすい!
ばら撒きに最適なミニマヌカハニーもありました。
オーストラリアとカナダにもあるらしい。

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街に点在するフクロウがかわいい!

15時半フライトの予定だったので、12時過ぎには空港へ。

ここで、まさかの難関が待ち受けていまして…
チェックインが全てセルフチェックインで、それだけならまだしも、預け荷物も全てセルフ!!

セルフチェックインで手続きをすると、預け荷物用のタグシールが発行されまして、それを荷物に付けて、自動受付の場所に持って行くのですが…

…で?
どうしたら…??

機械の言う通りにしてるのに、タグのバーコードを読んでくれない!!😫

若干焦り始めたところで、スタッフが寄ってきて「こうするのよ!」と助けてくれて、なんとかクリア。

まさかこんなところで戸惑おうとは!😫
(後で羽田に帰って来たら、羽田も預け荷物がセルフだった…国内にもあったんだ…そして今となってはスタンダードです)

若干苦戦しつつチェックインが終わったところで、携帯のショートメールに「17時半にフライト変更します」っていう連絡が。

…もう少し早く言ってくれ…そしたらもう少し市内に居られたのに…。

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マックにニュージーランドご当地のキウイバーガーが!

空港内の免税店をフラフラしてたんですが、工事中であまり店数もなく、時間が余りまくったので、ラウンジへ。

私は、楽天プレミアムカードを持っていて『プライオリティパス』なるものを持っているのですが、空港のちょっといいラウンジを利用できるので、旅行好きには便利。

ラウンジは、ソフトドリンクはもちろんのこと、アルコールも無料!
そして、軽食もビュッフェで用意されていて、カレーやサンドイッチ、デザートまである充実っぷりですよ!!
カレーもインド風とタイ風とありましたよ!!

折角なので、タイ風カレーとデザートを食べた後にチーズつまみながらワインをいただく。
さっきマックで食べたのに…もう貧乏人がバレる!!(笑)

そうこうしてるうちに、搭乗時間が迫ってきたので、搭乗口に。
プライオリティパスを持っていると空港での空き時間を優雅に過ごせるので、ちょくちょく海外旅行に行く方にはオススメです。

そして飛行機に乗って知る、新事実。

「この航空機はグアム経由で羽田に向かいます。これは航空法上、どうしようもないことです」的なアナウンスが。。。

え?グアム??直行便じゃないの??

なんだか航空機が予定より小さくなったらしくて、グアムで給油しないといけないらしい。そしてフライト時間が10時間の予定だったところが14時間かかるらしい。
…さらに、羽田着が午前3:30らしい…orz

乗らなきゃいけない羽田発の国内線が午前7:25なんですが…

1泊多くなって得したなぁと思ってたけど、ここで帳尻が合ったか😂

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ものすごいインパクトを放つNZ航空のエチケット袋。JALが霞む(笑)

航空会社が用意してくれた羽田空港内のホテルで1時間半ほど仮眠を取って、朝、飛行機乗って空港から仕事先に直行しましたよ…。会議終わったら速攻で帰りましたが。

突然思い立って行ったため、内容が薄い感じになってしまったけど、予定を詰め込まない分、ゆっくりできて良かったです。

空港の免税店のスタッフさんに「南島は行ったの? え、行ってないの? とても綺麗だから行った方がいいよ! じゃあ次に来るときは南島ね!」と言われたので、そんなに良いならもう一回行ってみたいなーと思いました。

ゆっくりした時間が流れてて、人々が穏やかで親切なニュージーランドは、お気に入りの国の一つになりました。

 

この旅で学んだこと

  • ニュージーランドは食品や薬の持ち込み制限が厳しい。面倒を避けるなら、食品は持ち込まず、薬は自分用で、何の薬を持ち込むかを説明できるようにしておこう。
  • 路線バスは、停留所の案内をいちいちしてくれない。運転手に「着いたら教えて」と頼んだなら、運転手が場所をアナウンスしてくれたところが降りる停留所だ!(隣の人に頼んだ方が良かったかもしれない)
  • 英語が聞き取れない場合は、google翻訳が大活躍するぞ!(これまでにないくらい役に立った)
  • JCBカードを持っているなら、ニュージーランドでは結構活躍するぞ。