基本情報
- 旅行先
キューバ（ハバナ） - 旅行期間
2018/11/15～11/20（4泊6日） - 旅行者
ふたり旅 - 目的
クラシックカーとビーチ - 服装
真夏の装い（UV対策しっかり） - 旅行会社
個別手配（エア・カナダ＋Expedia）
消えゆく（かもしれない）景色へ
長らくアメリカと国交を断絶していたので、アメリカの製品が国に入って来ず、数十年前のアメ車が現役で走ってる国、キューバに行ってきました。
2014年にアメリカとの国交が回復したことにより、今後はどんどん近代化して景色が変わっていくだろうと言われている、今アツい場所に行ってみました。（トランプ政権になってまた怪しい空気になっていますが…）
目的はクラシックカーに乗ることと、カリブ海を見ること！
4泊6日の旅でございます。
スペイン語圏で、社会主義国家。
もう、未知の世界ですよ！
個人旅行として行くキューバは、準備段階から試練ですよ。
キューバに入国するためにはビザが必要なんですが、その取得が面倒なのですよ…。
キューバ大使館にパスポートのコピー、HPからダウンロードして記入した申請書（面倒）、顔写真、航空券および宿泊予約票のコピー、返信用封筒、事前に銀行振り込みした手数料の振込明細票を送って、ビザを返送して貰うのです。
直接大使館に行ける人は、もう少し安いと思うのですが、それができず郵送での申し込みの場合、5600円かかります。高い！
詳細はこちら（キューバ大使館）→ http://misiones.minrex.gob.cu/ja/ri-ben/servicios-consulares
エア・カナダはカナダからキューバに行く便にはビザ代も含まれていて、機内でビザを配布されると聞いたことがあるのですが、日本から行く場合は対象外だという話もあって、いざ行って入国できないリスクは避けようということで、頑張りました。
地元から羽田とカナダのトロントを経由してキューバのハバナへ。
乗り継ぎの時間を含めて片道24時間の旅でした。
移動だけでくじけそうですよ…orz
同行してくれた友人がANAの上級会員だったので、ラウンジが使用できて待ち時間は少しゆったりできましたが、移動自体は貧乏な私に合わせてのエコノミーだったので、ただただしんどい（笑）
エアカナダを利用しましたが、特に不満もなく、快適ではありました。
スッチーも明るい感じで好感を持てました。
若干荒いのは、まぁ、海外だから（笑）
そして、ビザの記入用紙は全員に配布されました…。お土産に持ち帰りました。。
何とか、たどり着いたキューバは、色々とありましたよ。
もう、怒る気にもなれないくらいに「なんでやねん！」ってことに振り回されっぱなし（笑）
部屋がない！
まず、飛行機の到着が2時間遅れて深夜3時にホテルに到着。
迎えを頼んでいてよかった～(>_<)
で、ホテルに着いてフロントでチェックインしようとしたら、「オーバーブッキングです。隣のホテルに行ってください」と言われる。
なんでオーバーブッキングなのよ、ちゃんと予約票あるでしょ！と見せても、「この書類を持って隣に行け」の一点張り。
仕方なく隣のホテルに行って、さっき貰った紙を見せたら「デポジットで230ペソ預けて」と言われる。
いやいや、さっき空港着いたんだから、そんなにお金持ってないよ。
二人合わせて170ペソだよと言ったら、足りないから駄目だと。
デポジットなら1万円でもいいだろうって言って出したら、それに価値はないと言われる（笑）
いやいや、泊まらせてくれなきゃ困るんだと途方に暮れてたら、空港からホテルに送ってくれたタクシーのお兄さんが、スペイン語で何とか交渉をしてくれて、やっとこさ泊まれることになりました。
ついでに「明日クラシックカーで観光するなら友達を紹介するよ」と言われたので、こんな親切なドライバーの紹介なら大丈夫だろうとお願いしました。
部屋に通されてみると、かなりいい部屋で、そりゃ渋るわな…と思うくらいには広かったです。
で、一泊したら翌日は本来のホテルに泊まれると言われていたのですが、翌朝、内線が鳴って、もう一泊そっちでしてね、と言われる（笑）
友人が「その話、こっちのホテルに通ってるの？」と聞くと「5分でそっちのフロントに行く」と。
急いで出かける用意をしてフロントに降りたのですが、待てども暮らせどもそれらしき人は来ない。
そうこうしていると、その日にお願いしてたクラシックカーのタクシーが迎えに来てしまって「ホテル問題が解決してないから、ちょっと待って」と待ってもらって、そわそわ、きょろきょろ。
結局5分で行くって言ったのに、来たのは20分後…。
まぁ、来ただけ良しとしようか…。
真っ赤なクラシックカーでドライブ！
無事にもう一泊できることになって、荷物を置いて、観光へ！
1970年代の真っ赤なシボレーのオープンカーに乗ってドライブですよ！
排ガスを半端なく吸ったけど、気持ちよかった！
主要な観光地を巡って、写真撮って。
最初2時間の約束でお願いしてたのですが、楽しすぎてもう1時間追加しました！
街は古い建物ばかりで、その間を旧車が走っていて、タイムスリップしたような世界が広がってました。
ハバナの中心部…というか、観光地は割とコンパクトで。
３日間、ひたすらそこを行ったり来たりしてたのでちょっと飽きる（笑）
でも、カラフルな建物が並んで、その間をクラシックカーが走ってて、目に飛び込んでくる景色は新鮮なものばかりでした！
両替に悪戦苦闘
クラシックカーに満足したあとはテクテク街歩き。
…と、その前に両替。
カードはVISAとMasterは使えるって聞いてたんですが、さっぱり使えない！
聞くところによると、ヨーロッパ発行のカードは使えるけど、アメリカ発行のカードは使えないそう。
え？日本のカードってアメリカのVISAやMasterだったの！？
私は海外旅行の時は、カード決済と現地キャッシングで賄っていたため、今回もそのつもりで、現金は３万円しか持って行ってなくて。。
カードが使えないことが判明した時点で、私の全財産は３万円となってしまいました。
キューバは現金持って行った方がいいですよー！（大声）
両替のために銀行に行ったのですが、ここも難関でした。
パスポートの提示だけでいいのかと思ったら、スペイン語で書いてある書類に記入する必要があったみたいで。
英語ができるスタッフが対応してくれて、記入もその人がやってくれたのですが「ホテルどこ？」って聞かれてホテル名言ったら、「住所は？」と言われて、ホテルの住所ってどっか書いてあったっけ！？と若干パニック。
気の利く友人がホテルカードを持っていたので、それを見せてクリア。
そしたら、次は職業を聞かれる。
「会社員」って答えたら「いや、だから何の職業かって聞いてるの」と言われてこれまた、説明に困る。
連想される単語を並べ立てて、何とか銀行員に想像して貰うことに成功。
やっとの思いで両替しましたよ…。
その一部始終を見ていた友人は、職業を聞かれて「housewife（主婦）」と一言。
その手があったかー！！（笑）
翌日、両替所に行ったらパスポートだけで両替できたので、キューバでの両替は両替所でやった方がラクチンですよー！（大声）
両替をして、少し安心したところで、ランチ。
キューバらしい料理をと思いつつ、良さそうなレストランに入ったのですが、メニューにはたくさん種類があるのに、提供できるメニューが少ない！！
「今日はこれとこれしかないの」とか平然と言われる（笑）
注文できないものの数の方が多いんじゃないかと…。
そしてそれは、割とどこのレストランやカフェでもそんな感じでした。
味はというと……まぁ、こんなもんかな…。
高級ホテルとかは知りませんが、街のレストランは、そんなに期待しない方がよろしいかと。
いや、劇的にマズイとかでもないんですけどね。
食事のうちの１回は「人民食堂」と呼ばれる、キューバの庶民のためのレストランに行ったのですが、フォークとナイフがどうにも信用ならない😅
店員に隠れて、９９％殺菌できるウェッティで拭きました…。
ほら、お腹壊すくらいなら、少し神経質なくらいな方が、人に迷惑をかけずに済むと思うのですよ。
こんな失礼なことしていてナンですが、料理はおいしかったです！！
そして、モヒートも美味しかったです。
街をぶらぶらして、めぼしいお土産を探しつつ、キューバ１日目は終了。
後編につづく
ol-bullet-traveler.hatenablog.com
