ちょっと息抜き旅記録

日常に疲れたら、思い切って海外へ。

キューバで女子旅(後編)

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今度はグリーンのオープンカー

前編

ol-bullet-traveler.hatenablog.com

 

プラン変更でお土産探し

2日目は海に行くつもりだったのですが、あいにくの曇り空で、どうせ海に行くなら晴れてた方がいい!明日にかける!ということでプランを変更して、お土産探しに。

ホテルからオールドハバナ(旧市街)に行くのに、ドアマンにタクシーを頼んだら普通のタクシーを頼んだつもりなのに、なぜか迎えに来たのはクラシックカー(笑)

普通のタクシーに比べてクラシックカーは少し運賃が高いのですが、来てしまったものは仕方ない。
鮮やかなグリーンのオープンカーで、女性が運転手で、なんだかカッコいい。

街の中心部で降ろしてもらい、昨日と同じ通りの周辺をぶらぶら。

何かの祭りがあるらしく、通りに活気があって、ラテンの音楽で溢れてました。
友人が葉巻を買いたいとのことだったので、葉巻ショップをはしご。
ショップに入るたびに葉巻愛好家が真剣に選んでいて、シロウトにはなかなか入り込めない空気でした。

…が、道端で声をかけてきた観光案内のチップで稼いでいるであろうおばちゃんに葉巻を探しているんだと言うと、「こっちよ!」とぐいぐいと馴染みであろう店に連れていかれて「どんなのがいいの?」「ほら、こっちから見て!」などと人混みの中ガラスケースの中身が見えるベストポジションを確保してくれて、無事、友人はお目当ての葉巻が買えたようでした。

私は当事者ではなかったので、パワフルなおばちゃんだなぁ…くらいにしか思ってなかったのですが、友人に言わせると、あのおばちゃんが居たから希望の葉巻が買えたとのことでした。

私は葉巻をお土産にするような相手がいないので、葉巻の有名なメーカーである『コイーバ』の紙巻たばこを買いました。1箱240円くらい。安い!
喫煙者にあげたら「キツすぎて脳の血管が委縮するのがわかりそうだ」と言っていたので、全部吸うのは命がけなんじゃないかと😅
コイーバの紙巻たばこをお土産で買うときは、マイルドなものを選んでください。

他に絵葉書やマグネットなどを買って、お土産探しは終了。

 

社会主義国のスーパーに衝撃を受ける

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ある意味すっきりしてる棚

ばらまき土産にお菓子が欲しかったのですが、ベストなものがない…。
スーパーらしきところに行っても、面積の割に品数が少ない!
そして電気が省かれて暗い!
水も缶詰も1種類!
この品目はこれ!って感じで選びしろはなかったです。
スナックはプリングルスっぽいのがあったくらい。
日本はモノに溢れているんだなーと今更ながら実感しつつ、結局何も買わずに出てしまいました。。
ばらまき土産は空港に賭ける!ということで断念。

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マネキンから何とも言えない圧力を感じる…。

街歩きをしていて思ったのですが、キューバは旧車が大量に走っているだけあって、空気がすこぶる悪いのですよ。
場所によっては、街が煙って見えるくらい。
鼻と喉が弱い人は気を付けてー!
私もしんどくなってハンカチで鼻と口を覆ってたこともありました。

オールドハバナにある『老人と海』の作者、ヘミングウェイが通っていたというバーでモヒートでも…とか思って行ったのですが、入ってみると観光客で溢れかえっていたので、諦めて写真だけ撮って退場。
別のレストランでご飯を食べて、早めにホテルに戻ってゆっくり過ごして2日目終了。

 

ハバナ最終日3日目はビーチへ

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サンタマリアビーチ

この日はビーチへ。
友人が年中日焼けしている人なので、ビーチで日焼けしたいと。
私は日焼けしたい願望がない上に、遊んできた感を全身で表現しての出社も勇気がないので(笑)、金のアネッサを念入りに塗りまくりました。
そしてラッシュガード!
一応、街歩きもできる水着で出発。ロングワンピースに見える水着なのです。

旧市街の中央公園からビーチに向けてバスが出ているので、それに乗るために中央公園へ。

…が、バス停に人が居ない。
ビーチに行く人が居ないなんておかしいと思い始め、辺りをキョロキョロ。

するとバス停の前が通行止めになっていて。
えー!?じゃあバス入ってこられないじゃん…と言っていたら、反対側に人の群れ…orz
ビーチ行き、めっちゃ人気でした…。
せめてバス停になんか表示しててよぅ。
慌ててそちらの列に並びなおしたのですが、結局積み残しに遭い、次のバスを待つことに。

すると、どこからともなくお兄さんが寄ってきて、「こっちにビーチ行きあるよ!」って言うんですよ。

後続のバスがやってきているのかと思いきや、そんなのいないし、戸惑っていると「一人5ペソでいいよ。バスと一緒でしょ?」とか「君たちが2人組で、彼女らが2人組で、彼が一人でちょうど5人」とか言ってて、何言ってるのか本当に理解できずポカンとしてたんですが、友人が一言「どうやって行くの?」って聞くと「クラシックカー!」とお兄さんがニカっと笑ったのですよ。

あー!乗合クラシックカーの客引きだったのか!!とその場にいたみんなが理解し、じゃあそれで行こうかーってなって、スペイン系の女子2人とドイツ人の男性と、私たちで乗合をすることに。
クラシックカータクシーにしちゃ安いなと思ってたら、そりゃ安いわーと納得のオンボロ車両。
いや大事に乗っているんだとは思うんですよ?
そんなレベルじゃなく古い!! 聞くと1949年製。
もう引退させてあげてもいいんじゃあ…年金貰える年ですよ…。

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よく動いてるなと思うオンボロカー

乗り込んだら、さらに古さが分かる感じで。
どうみてもアメ車の外見なのに、三菱のハンドルが着いていたり、もちろんスピードメーター動いてなかったり。

爆音でBGMを鳴らしながらご機嫌でビーチに連れて行ってくれて、15時には迎えに来るから~と言って去っていきましたよ。

ビーチは美しかった!
海は青いし、空は晴れだし!
知人が焼くことだけが目的なので、海には膝くらいまで浸かってみる程度で。
ビーチでダラダラ。
2時間くらい滞在しましたが、写真撮ったり景色眺めてたりしてたらあっという間でした。
一つだけ誤算があったのは、私たちはカリブ海!と思って満喫していた海が実は大西洋だったことですかね…😅
まぁ、海は繋がっているのでどっちでもいいと言えばいい気もしますが、日本海と太平洋だと響きが全然違うっていうね…そんな感じ。

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カリブ海だと思ってたら実は大西洋

※ 熱中症予防に粉末の経口補水液を持って行きました。

 

 ナショナル・デ・クーバで夕焼けを

海を満喫したら、クラシックカーのお兄さんが再び迎えに来てくれて。
また乗合で旧市街へ。

そして旧市街を再度観光した後に、キューバ最高峰と言われるホテル、ナショナル・デ・クーバへ。

ここから見る夕焼けが美しいと聞いたので、ここはミーハーに。
ガーデンテラスにあるカフェでダイキリを飲みつつ、夕焼けを眺めてみました。
すぐに曇ってしまいましたが、オレンジに染まる海はきれいだったし、ダイキリは美味しかったし。
何故かテラスで結婚式披露宴始まるし、孔雀はいるし、色々忙しい(笑)

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ナショナル・デ・クーバでフローズンダイキリ。ちょっと天気悪い。

 

ファーストシガー体験

日が暮れるまで、ゆっくりして、宿泊ホテルへ。
せっかくキューバに来たんだからと、ホテルに併設しているシガーバーで初葉巻体験をすることに。
よく見る標準サイズのものは30分くらい吸えるのですが、初心者なので、10分くらいで終わるミニサイズをチョイス。
お店の人に、ファーストシガーにおすすめなものを教えてとリクエストしました。

葉巻の吸い方を教えてもらって、煙を肺に入れないように吸い込んで口の中で味わって吐き出す…を実践しようとしたのですが、なかなか難しい。
うまい具合に吸えたーと思ったら、自分の吐き出した副流煙を吸い込んで思いっきりむせる(笑)

モヒートを飲みながら葉巻なんて、なんてハードボイルドなんだ…と悦に入りながら、貴重な体験をした気になりました。
後で、全身たばこ臭くなったのは辛かったですが😅
非喫煙者なものですから…。

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スタッフおすすめのシガー

翌日は早朝から空港へ。
乗り継ぎのカナダでクレジットカードが使えることに、すこぶる安心しました。

そんなわけで、いろいろキューバで体験しつくした旅行でした!

 

この旅で学んだこと

  • クレジットカードは使えないと思え。現金を多めに持って行くべし。
  • 両替は銀行より(少しレートは悪いけど)両替所の方が簡単にできるぞ。
  • ホテルは少し高くても旧市街(オールドハバナ)に取った方が、交通費等、結果的に安くて便利だと思う。
  • トイレはスペイン語で「バーニョ」だ。「トイレ」で伝わらないとジェスチャーする羽目になる(笑)
  • 紙巻たばこをお土産にする時は「マイルド」を選ぶべし。レギュラーは日本人にはきつすぎるらしい。
  • ばら撒き土産(チョコとか)は空港にあるから、市内で見つけられなくても大丈夫!