ちょっと息抜き旅記録

日常に疲れたら、思い切って海外へ。

香港・マカオ女子ひとり旅

基本情報

  • 旅行先
     香港・マカオ
  • 旅行期間
     2015/10/2~10/4(2泊3日)
  • 旅行者
     ひとり旅
  • 目的
     「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」公演
  • 服装
     長袖シャツ+カーディガン(室内用)
  • 旅行会社
     航空券とホテルを個人手配(香港エクスプレス+エクスペディア)

 

LCCのセールを見て、突然旅行を決意

LCCのセールに食いついて、勢いで航空券買ってしまったんですよね。
関空~香港往復10,800円。
関空までの新幹線代往復を足しても、新幹線で東京に行くより安い!!

…と、まぁ…これが全ての間違いだったんですけどね…😫
下調べが甘いとこうなるのかー…というのを学んだ旅になりました。
単純に運が悪かったとも言えなくもないんですが。

 

幸先の悪い出発

10月2日午前3時過ぎにフライトのため、1日に関空へ向かったのですが、強風で関空手前の駅で運行中止→バスでの振り替え輸送。
結局、関空にたどり着いたのが0時過ぎになりました。
挙句に、チェックインカウンターから、LCCに搭乗する第2ターミナルまでの輸送バスがたまたま運休で、歩く羽目に…10分以上歩いた気がしたんですが…。
中途半端な時間に着いたため、仮眠もとれず、眠気と戦いながらのスタートですよ。

そんなわけで、なんとか早朝に着いた香港。
1日目はマカオの予定だったのですが、事前の勉強不足でうっかり香港の入国審査を通過してしまう。
本当は入国審査の前に、空港ターミナルでフェリーに乗り換えてマカオに行かなければならず、香港の入国審査を通過してしまうと、電車で一旦市街中心部まで出てフェリーに乗ることになるので、時間と交通費のロスを招くのですよ…。 

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帰りに死ぬほど揺れたターボジェット

それでも何とかマカオにたどり着き、観光開始!
旧ポルトガル領のマカオは、キリスト教の教会が多く、どれも美しくて見ごたえあり。
なんとなく長崎のような感じです。
…が、京都並みの人混み!!
知らなかったんです…中国が国慶節で長期休暇だということを…こんなはずでは(>_<)
そりゃ、ホテルが高いわ…orz

 

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セナド広場


そして、マカオで最初に食べたポルトガル料理で何故か、奥歯が欠ける!(笑)
結構な大きさで欠けたのですが、神経まで行かなくて良かった…本当に良かった…

右も左もどこ見ても中国本土の観光客って感じのマカオで、ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターという元シルクドソレイユのスタッフがプロデュースしたショーを見たくて、高級ホテル地区に行ったのですが、ここはラスベガスか!?っていうほど新しくてきらびやか!!
ショーは一番前列の席が取れたので、迫力を感じながら観ることができました。
水浸しになったけど…😅
一応、ビニールカッパを配布されるのですが、ごみ袋程度の防御力なんです(笑)

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ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターの紹介VTR

そしてショーの帰りにタクシー乗り場でタクシーを待ってたら、中国人観光客らしきファミリーにしれっと順番を抜かれる…😫
ホテル前なので、タクシー係が居たにも関わらず抜かれたため、私の後ろの上品そうなご夫婦が猛抗議してくれました。
言葉はさっぱり分かりませんが、ジェスチャーで多分そうだろうと思いつつ、ちょっと嬉しい。

ホテルは旧マンダリンオリエンタルのグランド・ラパを取ったので、プール付き!
折角だから夜にちょっと泳ぎました😃
貸切でしたよ(笑)

部屋に帰ると、一枚の怪しげな日本語が書かれた紙が足元にありまして。
それは「台風の状況について」というもので。
そこで初めて、台風が大接近していることを知る(遅)
しかしマカオ滞在中は雨が降らなかったため、呑気に構えてたんですよ…

 

土砂降りの香港で

2泊3日の2日目はマカオ→香港へ移動。
本当は午前中に香港へ移動するつもりだったのですが、マカオの雰囲気が気に入ったので、午前いっぱいマカオを自由散策して、13時過ぎにフェリーターミナルへ。

…これが悪かったorz

台風が思いのほか接近していたことに気付かなかったんです。
フェリーに乗ると海は大シケで、そうでなくても揺れるターボジェットが更に揺れる揺れる!
酔い止めを飲んでいなかったので、ひたすら目を閉じて感覚を無にする(笑)

そうこうしていると、少し向こうの方から女性の声で「キャー」だか「ワァー」だか悲鳴が。そして何やら泣きじゃくる声が聞こえてきたんですよ。
声の方を見たら、斜め前方で女性が、船のスタッフらしき人の腰にしがみついて泣いているんですよ!
中国語っぽかったので、何言ってるのかはさっぱり分からなかったんですが、この船は沈むのか!?ってくらい悲痛で。
まぁ、結局、何が原因なのかは不明のままですが。

何だったんだ…と思ってたら、今度は私の後ろの方からすすり泣く声が聞こえ始め、真後ろの人がここに来てリバース!(汚くてすみません)
「貰うー!(>_<)」って涙目になったところで到着…。
危なかった…orz

香港に着いてフラフラしながらフェリーターミナルを歩いていたら、まさかの全便欠航!
最後の便でした…。

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香港のアパートメントホテル。ひとり旅なのに無駄にクイーンサイズベッドでした。

やっとたどり着いた香港はどしゃ降りで。
ホテルにチェックインしたら、もう出ていくのが億劫で。
それでも折角だからと、香港で有名なペニンシュラホテルに向かう。
職場の部長に「香港に行く」って言ったら「ペニンシュラのチョコを買ってこい」と言われたのですが、いざ買おうと思うと、ゴディバが安く感じるくらい高いんですが!!
これをばら撒き土産にするなんて、無理だ!(>_<)と購入を躊躇う(笑)

一旦保留にして、ペニンシュラにあるハンコ屋へ移動。
商売っ気のある有名なハンコ屋で、運気の良い石に手彫りで作ってくれるとのことでなんか散々な旅行だし、記念にいっちょ作ってみるか!と思ったら、こちらの値段もびっくりな感じで。
さすがに一級品は買えなかったのですが、石に不純物が混じったB品で作ってもらうことにしました。二級の幸せでも、幸せさえ来るなら…!(必死)
しかし一級品の半額でも高い。出来栄えは字体もハンコの形状も可愛いのですが。
とにかく使いたいから会社の認印にしました。

夜は予約していたオープントップバスで香港市内観光&ビクトリアピーク夜景観賞へ。

…土砂降りなんですが!?

雨天決行されました…orz
またもやゴミ袋ほどの防御力しかないカッパを配布されて、ずぶ濡れになりながら屋根のないバスで繁華街の看板の下を走り抜ける!
きっと地元の人たちは「この日本人、バカだ」と思っているに違いない。
看板が頭のすぐ上にあるのは迫力があって良かったのですが、いかんせん雨。
晴れてれば最高なのに!

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土砂降り

 

繁華街を抜け、ビクトリアピークに上ると、ここで奇跡が。
相変わらず暴風ではあったのですが、雨がピタっと止んだ!!
おかげで、霧も発生していない美しい夜景を鑑賞することができました。
晴れてても霧で夜景がきれいに見られないことがあるらしいので、ここだけラッキー!

びしょ濡れだったので、そのままホテルに帰り、大人しく就寝。

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ビクトリアピークからの景色

 

3日目はビクトリアハーバーを散策後、躊躇ってたペニンシュラのチョコを買って空港へ。
台風は尚も接近中で、テレビニュースでは「保育園が休園になった」みたいなことを放送してたりして、雨は小降りになっていたのですが、相変わらずの暴風。
飛行機はディレイしながらも何とか飛んだんですが、ラピュタが見えるんじゃないかと思うくらい揺れる(笑)
無事に帰れて良かった…!

 

そしてオチ。

ディレイしたおかげで、関空に着いた時には、関空から自宅へ帰る最終の電車が出てしまったんですよ。
関空~自宅最寄り駅の切符は買っていたのですが、途中下車ができない切符なのでどうしたものかと悩んだ挙句、仕方ないので、関空に戻ってインフォメーションのお姉さんに、関空近くのホテルを探してもらおうとしたのですが「中国からのお客様で、周辺は全室埋まっております」と。
…そうだ、国慶節…orz
さらに追い打ちで「関空は24時間空港ですので、ロビーの空調は快適に保たれてます」と暗に空港泊を提案される(笑)

この歳で空港泊を体験するとは…!!

不幸中の幸いで、ラウンジの個人ブースが取れたため、ロビー泊は免れましたが、翌日、腰痛に悶えました…。
まぁ、ほら、こんな体験、したくてもできないし…と前向きに考えてみる。

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ラウンジの個人ブース

この旅で学んだこと

  • いくら航空券が安いとはいえ、その時期のイベントなどのリサーチは必要。時期を見誤ると、航空券は安くてもホテル諸々で結局高くつくことがある。
  • 旅に出る前に歯医者には行っておこう。
  • 香港に着いてすぐマカオに移動したい場合は、入国手続き前にフェリーに乗り継ごう。
  • 香港からマカオに入る時はパスポートが必要。日帰りでもちゃんと持って行こう。
  • 乗り物に強くない人は酔い止め必須!
  • LCCは遅延しても何の保証もないので、飛行機遅延保険があると心強い。