ちょっと息抜き旅記録

日常に疲れたら、思い切って海外へ。

海外旅行に英語は必要か。

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Jan VašekによるPixabayからの画像

 

海外旅行に一歩踏み出す時の主な不安要素といえば、治安、予算、言語だと思いますが、今回はその中でも言語について書いてみようと思います。

 

結論から言うと、その国の言葉を話せたら最高だし、英語ができればおおよそ困らないけど、できなくても何とかなります。

 

とりあえず、挨拶は現地語で

日本を旅行している外国人に道を聞かれたシーンを思い浮かべてみてください。

一所懸命に日本語でコミュニケーションを取ろうとしている人、英語だけで乗り切ろうとしている人、様々だと思いますが、何となく、拙くても日本語を使おうとしてくれている人の方が好感度が上がったりしませんか?(例外もあるかと思いますが)

英語で会話をしていたとしても「こんにちは」「ありがとう」だけでも日本語を使ってくれたら、日本に親しみを感じてくれていると思えて、なんだか嬉しいですよね。

そんなわけで、現地語が話せたらパーフェクトなんですが、そうでなければ、挨拶だけでも覚えて行くと相手のウェルカム度が変わってくる気がします。

 

英語はできた方がいい

現地語が話せなくても、世界中、だいたい英語で何とかなります。(もちろん例外もあります)

英語ができればコミュニケーションもスムーズに進むので、ホテルのチェックイン、お店での注文、道を聞くとき、クレーム等々にかける労力が少なくて済みます。世間話ができれば、海外のお友達を作れるかもしれません。

私自身、英語ができないので、色々と勿体ない思いをしたことがあります。

シャトルバスの料金交渉が上手く行かなかったり、「一緒にご飯に行こうよ」と誘われたけど、どうにも場が持つほどの会話力がないなと思い、適当な理由を付けて断ったり、レストランでオーダーしたものと違うものが出てきたり。

中高と6年間も強制的に英語を勉強させられる機会があったのだから(しかも教育費は親持ち)、もっと真剣に勉強していればよかったなぁと。

 

英語ができないからと言って、旅に出ない理由にはならない

そんな理由で旅に出ないなんて、勿体ない!(以前、私もそうでした)

1回行ってみたら分かるから!!

というわけで、コミュニケーションが必要となった場合に取れる手段を紹介します。

  1. 知ってる英語で頑張ってみる
    英語が使えれば便利とはいえ、旅行なら中学英語程度でなんとかなるという実感もあります。そして中学英語程度なら、大人でもうっすら身に付いているのではないでしょうか。

  2. 書いてもらう&書く
    日本の英語教育は英会話の実践向きでないとはよく言われますが、逆に言うと読めるんです! 聞き取れないけど、書いてもらうと案外理解できることがあります。書いてもらえば訛りもリンキング(単語を繋げて発音する)もないですしね。私は集合時間とか値段とか、間違えられない数字は書いてもらうようにしています。

  3. ジェスチャーで頑張る
    まず相手に必死さが伝わります(笑)。そうすると、相手は精一杯理解してくれようと努力してくれるので、ジェスチャーと単語で何とかなることは結構あります。ただ、一生懸命な分、どっと疲れます。伝わったら達成感はあります(笑)。

  4. Google翻訳は役に立つ
    このアプリ、優秀です。書いて貰うか、喋って貰えば自動翻訳してくれます。翻訳自体も割と精度が高い印象です。たまによく分からないけど。カメラ機能を使えば、メニューなども翻訳してくれる優秀さです(よく分からない翻訳は想像で補完してください)。事前にダウンロードをすると、オフラインで使用できるのもポイントが高いですね。

  5. POCKETALKはすごい
    ソースネクストから出ている翻訳専用機なのですが、これの性能がすごい! 文字入力の機能はないですが、とにかく音声認識の精度が高いのですよ。長文も難なく翻訳してくれるし、最新機種だと英語と中国語の会話レッスン機能とか、Zoomなどのオンライン会議で即座に字幕にしてくれる機能とかあるらしいです。
    そして、英語のみならず、61か国語に対応しているため、現地語でのコミュニケーションが可能となります。すごい。
    クラウドに繋いで使うタイプの機械のため、SIMなりWi-Fiなりの通信環境が必要になるところが難点ですかね。

     

  6. アメックスの付帯サービスを使う(オーバーシーズ・アシスト)
    お世話になったことがないので、あまり詳しくはないのですが、アメックスのゴールド以上に付帯しているサービスのようです。
    何がすごいって、海外からコールセンターに電話したら、レストラン等の予約をしてくれたり、現地情報を教えてくれたり、簡単な通訳までしてくれます(ビジネス除く)。さらに、緊急事態の場合、大使館に繋いでもらえたり病院紹介してもらえたり、保険の手続き教えて貰えたりと、至れり尽くせりらしいです。
    マイラー御用達のSPGアメックスにも付帯しているので、お守りだと思って持って行きます。本題から少し逸れますが、海外旅行保険も素晴らしく充実しています。

  7. ツアーに参加する&現地ガイドを雇う
    最後に、日本語のみで乗り切る方法です。日本からの添乗員付きツアーに参加したり、現地の日本語ガイドをお願いすれば、日本語だけで大丈夫です。レストランの予約もトラブルの解決もお任せです。多少予算がかさみますが、言葉に関してはノーストレスです。私は治安に不安があるときや、現地の情報が少ないときに日本語のできる現地ガイドを頼みますが、ガイドは現地を知り尽くしているだけに、ディープに観光できるというメリットもあります。

要はなんとでもなるんです(笑)。行ける条件さえ揃えば、英語ができないを理由にためらうことはないと思います。

 

でも、英会話はできた方がいいよね?

またここに回帰するのですが、そりゃできた方がいいに決まってます。
コロナで在宅時間が増えたので、オンライン英会話を始めてみました。
とはいえ、仕事で英語を使う機会があるでもなし、身近に英語でコミュニケーションを取らなければいけないような相手がいるわけでもなしで、旅行英会話というだけでは英語に対する本気度が低いというか…つまりカメの歩みの上達です(笑)。やっぱり人間、必要に迫られないとエンジンはかからないんですかね。。
オンライン英会話を調べた時に、オススメのサービスとして出てくるのは、DMMとか産経英会話とか、レアジョブとかなんですけど、これらのサービスってネイティブとかフィリピン人講師と会話できるっていうのが売りなんですね。
私のような、卒業以来まともに英語に触れていないような大人がいきなりやっても、心が折れるだけなのですよ。。。なんせ、ほぼ英語でしかコミュニケーションが取れないんで。

旅行先で英語でコミュニケーションが取れたらいいなぁ…くらいの気持ちで英会話を習うのにおすすめなのが、ワールドトークです。
何がいいって、講師はほぼ全員日本人なので、日本語でコミュニケーションが取れるのですよ。本物志向の人は「日本人から学んだ英語は日本語訛りだから使えない」と言うかもしれませんが、超初心者からしてみれば、どうあれ相手とコミュニケーションが取れればいいわけで。訛ってたって、英語使って生活できてる先生から学べるのだから別にいいじゃないと思うのですよ(海外在住の日本人講師多し)。
分からないことがあったら、英語でも日本語でも質問できるから分からないまま何となく終わるってことがないので、達成感はあります。ただ、日本語に甘えるので、上達スピードは期待できないかと。まぁ、人によりけりですかね。
ビジネスでバリバリ使いたいとか、資格試験受けたいとか、学生時代に英語の成績が良かった人には物足りないかもしれませんね。

オンライン英会話のもう一つ良いところは、海外在住の先生だと、今そこがどうなっているのかとか、観光するなら…とかの現地情報を教えて貰えるので、旅行に行けない今、そういう話が聞けるのは貴重だなぁと思うのです。

 

国内ですら自由な旅行がままならないコロナ禍ですが、自由に海外に行ける日まで準備して待っていたいですね!