羽田-フランクフルト-アイスランド-ミュンヘン-ウィーン-LA-ラスベガス-成田
最初の目的地、アイスランドへ
アイスランドは3泊しました。
トランジット含めたら、日本からかれこれ24時間くらいかかったんじゃなかろうか。
空港についたら、まさかの沖止め!
タラップを降りて、バスに乗り込んで空港の建物まで移動するのですが、降りたとたんに「さむぅ~(>_<)」ってなる(笑)
ある程度覚悟してたのに、さむぅ~(>_<)
そして空港建物に向かうバスに乗ってぼ~っとしてたら、周りがざわつき始めて、その視線の先を見ると、アスファルトの上に誰かの荷物がポツンと落ちてる!!
え!?落としたの!?あ、私のじゃないよね、よかった…ていうかどうなるのあの荷物…!?とか思ってたら、作業員らしき方が猛ダッシュで拾いに来ました(笑)
気付いてくれてよかった…!
バス内に居た人がみんなそれぞれに、よかった~って言ってて一体感が出ましたよ。
空港からブルーラグーンへ
最初に向かったブルーラグーンは、アイスランドの人工の温泉で、シリカというお肌にいい成分が混ざっていて、さらに絶景!
首都レイキャビクとはちょっと方向が違うため、初日はブルーラグーンに行って、その近くのホテルに泊まり、翌日レイキャビクに移動するというスケジュールにしました。
アイスランドはキャッシュレス社会だから、現金はいらないと聞いていたのですが心配なので空港で4,000円だけ両替しました(余りました💦)
で、空港でブルーラグーン行きのバスのチケットを買おうとすると、1時間後しかないと言われたけど、タクシーで行くには高すぎて、仕方なく1時間待つ。
そしてやっとこさ乗ったバスがとてつもなく狭い。
160㎝そこそこの私の膝が前の座席に付きそうになるくらいには狭い。
結局1時間近く遅れてブルーラグーンに到着。
さっと水着に着替えて、さっそく温泉へ。
夕暮れ時で、一瞬絶景が広がりましたが、すぐに薄暗くなってしまいました。
乳白色の水面が夕日に染まる景色は綺麗でした!
肝心の温泉としてのクオリティは…
ぬるぅ~い(>_<)
外気が寒いのに水温39度くらいって、何を考えているんだ…
いや、逆にぬるいから長く浸かって楽しめるのか…でももう2度くらい高くてもいいんじゃないのか…
温泉とはいえ、日本の感覚で行くと裏切られます💦
そして、道後温泉を思い出すようなイモ洗い状態(笑)
温泉好きはついつい日本の温泉と比べてしまう…。
無料の「シリカパック」を貰い、顔にぬりぬりして10分くらい。
落とすと、ちょっとゴワゴワするんですが、あとで化粧水の吸い込みが良くなったような…?
肌が強い方なので、あんまり変化は感じなかったんですが、シリカパックをすると肌がスベスベになるそうですよ~✨
それから無料で1杯ドリンクが貰えるので、ブルーベリースムージーを。
温泉に浸かりながら飲むと、いっそう美味しい!
じっくり堪能したあとは、近くのホテル(ノーザンライト イン)へ。
アットホームな温かい感じのホテルで、オーロラが出たら内線で教えてくれるサービスがあるので、運が良ければオーロラ見られるかも…!と思ってましたが残念ながら見ることはできませんでした。
小雨の予報だったのが、晴天になっただけでも運が良かったと思おう。
レイキャビクへ
1泊して翌朝、レイキャビクへ向かうのですが、バスの乗り方がいまいち分からなくて、ホテルのフロントの人に聞いたら、ブルーラグーンへのシャトルバスの運転手に伝えてくれたらしく、レイキャビク行きのバスの運転手にうまく話を繋いでくれて、スムーズに目的地にたどり着くことができました。みんな親切!!
レイキャビクのバスターミナルで小型バスに乗り換え、ホテル最寄のバスターミナルで降ろしてもらったのですが、その運転手さんに「ホテル、あの道沿いだから」って指差された通りに進んでも一向にそれらしき建物が発見できず、その辺の店に入って教えてもらうも曲がる角を間違えたりして、また教えてもらい、さらに…と何人もに聞きつつ何とか辿り着きましたが、重い荷物引きずって結構な距離を歩きました。
いざ辿り着いたホテルは、まさかのバス停にすごく近かった…!!
「あの道沿い」じゃなくて「バスの後ろの道沿い」じゃん!
完全に反対方向じゃん!!…とぶつくさ言いながらチェックイン。
私の英語力がないばかりの勘違いの可能性も大いにあるのですが。
そういえば、スマホのgoogleマップ使えたわ…とその時気付く(遅)
このスカッジホテル、必要最低限でしたがバス停に近いし、清潔で過ごしやすかったです。
ホテルに荷物を置いて、市内をブラブラ。
クジラの博物館に行ったり、丘の上の教会に行ったり。
街並みがかわいいし、壁のアートがユニークで面白いし、歩いているだけで楽しい。
お土産も物色したのですが、とにかく物価が高い!!
大体、見てこのくらいかな~って思った値段の3~4倍!
いちいち高すぎて、物欲を削がれる(笑)
…最低限のお土産だけ買うことにしました💦
アイスランドのマスコット、パフィンを食す
アイスランドと言えば、パフィン!ということで、とりあえずパフィンは食べようと思いレストランへ。
見た目キュートな感じなんですが、レバーっぽい感じで美味しかったです😋
しかし高い。一皿2,000円超え。
ワインはいかがですかと聞かれ、じゃあ…とドリンクメニューを開くもグラスワイン1杯が約1,600円からで、思わず「水ください」(笑)
ゴールデンサークル+シルフラの現地ツアーに参加
ゴールデンサークルは、アイスランドの代表的な観光地であるシンクヴェリトル国立公園、ゲイシールの間欠泉、グトルフォスの滝のことなんですが、とにかく絶景です。
英語ガイドによる案内なので、私の英語力では大半理解できない(泣)
かろうじて注意事項と集合時間だけは聞き逃さないように頑張って後は潔く諦めることにしました。
シンクヴェリトル国立公園は、広大な大地の裂け目が不思議な光景を作り出していたし、グトルフォスの滝は大きな滝が迫力で、水しぶきが霧になって辺りを包んでいました。
ゲイシールの間欠泉は、間欠泉が高く高く吹き上がるのですが、あたりに立ち込める硫黄の匂いが別府温泉を思い出しました。
一緒に散策していた、韓国女子も「温泉卵~!」って日本語で言ってました(笑)
そして、この辺りで、私のデジタル一眼カメラの挙動がおかしくなる💦
寒さでバッテリーの減りが早く、カメラ側もバッテリーの残量を認識しなくなったり、メモリを読まなくなったりして、メインカメラから離脱。
絶景のためにわざわざ大きいカメラ持ってきたっていうのに…。
ここからはサブのデジカメとスマホが頑張りました。
途中で立ち寄ったアイスランドホースの牧場で、馬に餌をあげる体験をしたのですが、お腹が減っていたのか、手まで食べられました💦
牙はないとは言え、内出血するくらいには噛まれました…。かわいいから許すけど…。
餌やりは気を付けてくださいね。
別のツアーではアイスランドホースの乗馬体験もできるようで、サラブレッドより背が低く、安定しているので初心者さんにも乗りやすいのではないかと思います。
私も時間があったら乗ってみたかったなぁ。
シルフラは大地の裂け目の湖部分で、氷河が解けた水がろ過されて流れ込んでいるため透明度が高く、潜ると青色の世界が広がるとのことで、水温2度の中、シュノーケリングしてきました!
これがこのツアーで一番楽しみにしていたことなんですが、ツアーを申し込む時に、申し込み条件として「英語での説明が理解できること」って書いてて、レビューに「英語ができないからという理由で、バスでの待機になりました。最悪」みたいな記事があったので、実際に体験するまで、ドキドキでした(笑)
対策として、同じようなツアーに参加した方のコミックエッセイがあったので、それを熟読して、それらしく振舞えるようにしていきました!
ガイドさんが説明してくれることは、おおよそこのコミックエッセイ通りだったので、何とか乗り切れた気がします。
あと、ツアーで一緒になった親切な韓国女子にも助けられました。
スーツをうまく着られなくてモゾモゾしてたら手伝ってくれたり、色々と気にかけてくれました。ありがたい!
とはいえ、実際に体験した感触では、ガイドさんはゆっくり英語を話してくれるし、ジェスチャーやフリップなどを活用して、分かりやすく伝える工夫をしてくれているので、まったく英語がダメというわけでなければ、何とかなりそうでした。
シュノーケリング体験をするにあたり、シュノーケリング用の健康診断書にチェックとサインを入れる必要があるのですが、ツアーを予約した際に事前に送られてくるので、日本で事前に用意しておけば安心です。
水温2度とのことで、かなりびびってましたが、ヒートテック2枚重ねの上にドライスーツを着るので、思ったより寒くない。
水に浸かると、遠近感が狂うほど透明度が高い!そして景色が青い!!
見たことのない絶景が広がっていました!
勇気を出して参加して良かった!
ガイドさんがGo Proで沢山写真を撮ってくれたのですが、完全武装のため、誰が誰だかよくわからない(笑)
でも、水中写真を撮ってもらえたことは、本当に良いサービスだと思います。
最初は景色に感動していたのですが、45分くらいシュノーケリングをする上、数百メートル進まなければいけないため、体力が限界近くなり、最後の辺は景色より「早く陸に…!」って気持ちでいっぱいになりました(笑)。体力、大切。
どの景色も絶景で感動したのですが、アイスランドに来て思うことが一つ。
できれば誰かと一緒に来た方が良い
ということ。
物価が高いので、食事は複数人でシェアした方が色々食べられるし、目の前に広がる景色は、誰かと感動を分け合った方がいいと思いました。
日本に帰って感動を伝えるも、日本人の想像の外にある景色なので、写真と言葉だけでは、どうにもうまく伝わらないのです…。