旅行計画：マイルを貯めて世界一周へ！

基本情報
マイルをひたすら貯める
旅程を決める
ANAに電話をする
で、結果、こうなった。
- 1回目（9泊11日）
- 2回目（未定）　←そしてコロナでキャンセル
ざっくり、経費

基本情報

旅行先
　フランクフルト、ミュンヘン（ドイツ）
　レイキャビク（アイスランド）
　ウィーン（オーストリア）
　LA・ラスベガス（アメリカ）
旅行期間
　2019年10月17日～10月27日（9泊11日）
旅行者
　ひとり旅
目的
　ファーストクラスに乗る！
服装
　ドイツ、オーストリア、LA、ラスベガスは秋物
　アイスランドは防寒着（ユニクロのダウン＋防水コート）
旅行会社
　個人手配（ANA世界一周航空券他）

ファーストクラスに乗りたくて、２年ほどストイックに陸マイラーをしていたのですが、やっと念願叶って行くことができました！
健康な体で12連休を取ったのは、会社初だそうで。
ビバ働き方改革！（笑）

とはいえ、職場に迷惑をかけてしまうことなので、何とか最小限に抑えられるよう旅立つ直前まで、頑張って働きました。おかげで異動の引継ぎレベルで仕事を整理しすぎて、旅行から帰ってしばらく仕事量が激減してました…。
今は元通りですが。

今回は11日間の旅行と1日の予備日とで12連休だったのですが、帰ると疲労困憊だったため、１日取っててよかった～と思った次第で。
無理はしないと決めています（笑）

行程ですが、
羽田～フランクフルト（ドイツ）～レイキャビク（アイスランド）～ミュンヘン（ドイツ）～ウィーン（オーストリア）～ロサンゼルス（ＵＳＡ）～ラスベガス（ＵＳＡ）～成田
こんな感じの9泊11日。

世界一周って聞くと、数か月～数年かけて世界の色々なところを回るイメージが強いと思いますが、航空券的には「太平洋と大西洋を１回ずつ渡る（東西どちらか一方向）」って定義なので、世界一周をするのは思っていたよりハードルが低いのです。

そして、マイルで世界一周は案外簡単だったので、オススメです！

道のりはざっとこんな感じ。

マイルをひたすら貯める

世界一周をするには、とにかく原資が必要です。

まぁお金があるなら、すぐにでも！なんですが、ただのOLはそんなに余剰資金があるわけではないので、ここで知恵を絞ります。

スターアライアンス世界一周航空券の料金表です。

エコノミーですら50万円ほどかかりそう…ということは旅行全体を考えると、結構な出費になるし、会社を休める日数を考えると割に合わないような気がしてきます。

で、マイルだったらどうだろう…ということになるんですが、調べるとちょっと頑張れば手が届きそうな気がしてくるのですよ。

日本から世界一周をしようと思うと、全旅程の距離が最低でも14,000マイル以上になるので、上の表でいうと14,001～18,000の行からになります。

エコノミーで行くとすれば、65,000マイルあればいいということですね。

レギュラーシーズンにヨーロッパを往復すると55,000マイル必要ですので、それに10,000マイルをプラスするだけで世界一周ができると考えると、世界一周してみようかという気になりませんか？（笑）

マイルをクレジットカードのポイントや飛行機に搭乗したマイルで貯めようと思うと気が遠くなりますが、ポイントサイトをうまく利用することで、ポイントを貯めるスピードは格段に上がります。

一般にポイ活と言われているアレです。私は比較的貯めやすいと言われていたANAに照準を絞ることにしました。そして、ポイ活するとかなりマイルが貯まるとの情報を得たので、ファーストクラスに乗ることを目標にしました。

現金を払うと100万円超えですね…到底払えない額ですが、マイルだと16万マイル～です。

ポイ活については、詳しく解説しているサイトが沢山ありますので、「ANA　マイル　ポイント　貯め方」とか検索してもらえればよいかと。

そしてクレジットカードも、マイルを貯めやすいとされる「SPGアメックス」に変えて、ほとんどの決済をこのカードに集約しました。コンビニで100円払うのもカードで（笑）

2022年に「SPGアメックス」から「Marriott Bonvoyアメックス」に変更になりました。

このカード、年会費が31,000円+税49,500円or23,100円と高額なのですが、ポイント：マイルが1:1.25のレートで40社以上の航空会社のマイルへ移行することができる上、2年目からマリオットグループのホテルが１泊無料（対象外ホテルあり）になったり、海外旅行保険が充実していたりするので、うまく使えば元を取れると思います。

これについても、詳しく説明しているサイトが沢山ありますので、興味があれば検索してみてください。

www.americanexpress.com

真剣にポイ活に励めば1年あれば余裕で20万マイル以上貯まるらしいのですが、私は2年かけてマイペースで22万マイル貯めました。

旅程を決める

マイルを貯めつつ、スターアライアンスのサイトで大まかな行程を検討します。

平行して、ANAのサイトにて特典航空券で希望の日程の席が取れるかも調べて日程に目途をつけていきます。

ここで、せっかくだからこの国もあの国も…としてしまうと、距離がかさんでしまいますので、吟味を重ねてください。弾丸トラベラーの場合はあまり欲張らないのがコツかと思います。

距離を稼ぎたくない場合は、北半球で完結することと、電車などの陸移動を検討するといいかと思います。正規航空券だと陸移動の距離も計算に入りますが、特典航空券の場合、陸移動の距離は計算に入らないのです。

世界一周航空券は上手く活用すると、２回に分けて利用することができるので、私は世界一周航空券をドイツ発着にして日本からドイツを別で発券することにしました。

ANAに電話をする

ANAの上級会員だと専用の電話番号がありますが、平会員がANAのマイレージデスクに電話をすると、とにかく待たされます。

昼間だと40分とか待たされたので、時間のある時に電話してください。決して仕事の休憩時間に電話しないように（笑）

マイレージデスクは24時間受付なので、夜中にしても大丈夫ですがアメリカに繋がります。もちろんスタッフは日本語で対応してくれますが。

電話が繋がったら、温めていた行程を告げて空きを調べて貰ってください。たいてい一発では上手くいきません。

エコノミーだとあっさり希望通りになるようなんですが、ビジネスやファーストだと特典航空券用の空きが少ないので日程が思い通りに行かないことが多いのです。

日程の変更や、時にはルートの変更を相談しながら決めていきます。

私はドイツからLAに移動する飛行機が取れず（エコノミーならあった）、相談した結果、オーストリアからLAにルートを変更しました。

そして、結局ファーストクラスは全旅程のうち２ルートだけで、あとはビジネスクラスになりました。ちょっと惜しい気もしましたが、オーストリア航空などのファーストクラスを設定していない便のビジネスクラスはクオリティが高いと聞き、妥協しました。

で、結果、こうなった。

世界一周特典航空券と別途個別に手配した航空券を組み合わせて、2回に分けて旅行できるようにしました。世界一周特典航空券は使用期限が出発日から1年あり、出発前なら何度でも無料で日程を変更できるので（ルートと航空会社は変更不可）、2回目の行程についてはざっくりと。

1回目が10月だったので、2回目を4月で計画していたのですが、新型コロナ拡大の影響で10月に延期、さらにキャンセルとなりました…。

1回目（9泊11日）

羽田－フランクフルト　ANA　エコノミー（別途マイルで手配）※

フランクフルト－レイキャビク　アイスランド航空　エコノミー（別途航空券購入）

レイキャビク－ミュンヘン　アイスランド航空　エコノミー（別途航空券購入）

ミュンヘン－ウィーン　オーストリア航空　ビジネス　（世界一周特典航空券）

ウィーン－LA　オーストリア航空　ビジネス　（世界一周特典航空券）

LA－ラスベガス　デルタ航空　エコノミー　（別途マイルで手配）

ラスベガス－LA　デルタ航空　エコノミー　（別途マイルで手配）

LA－成田　ANA　ファースト　（世界一周特典航空券）

2回目（未定）　←そしてコロナでキャンセル

羽田－フランクフルト　ANA　ファースト　（世界一周特典航空券）

フランクフルト－ミュンヘン　ルフトハンザ航空　ビジネス　（世界一周特典航空券）

ミュンヘン－ロンドン　（陸移動）

ロンドン－羽田　ANA　エコノミー　（別途マイルで手配）※

※オープンジョー航空券をマイルで手配

計画時にこんな表を作っておくと、旅程、経費が大まかに確認できるので便利です。

ざっくり、経費

航空券
世界一周航空券…160,000ANAマイル＋税・燃油サーチャージ（約9.5万円）
羽田～フランクフルト→ロンドン～羽田特典航空券…55,000ANAマイル＋税・燃油サーチャージ（約3.5万円）
フランクフルト～レイキャビク～ミュンヘン…約5万円
LA～ラスベガス～LA…12,000DELTAマイル＋税＋荷物預入手数料（約7,000円）
計　約19万円
宿泊
9泊…約13万円
その他（ツアー代、食費等）
約15万円
合計
約47万円