羽田-フランクフルト-アイスランド-ミュンヘン-ウィーン-LA-ラスベガス-成田
ミュンヘンへ移動
出発から４日目、早朝にバスでレイキャビク空港、そしてミュンヘンへ。
ミュンヘンでは２泊しました。
レイキャビクのホテルのフロントでバスの予約をお願いしたら「出発時間の10分前には行っておいてね。でも、バスは遅れるかもしれないから30分くらいは待ってみてね」と言われ、なんつーアバウトな…と。
そして案の定10分ほど遅れる💦
日も昇ってない早朝のアイスランドのバス停で、20分以上待つとか何の罰ゲームかと。
カイロが外気に負けて、全然あったかくないし！！
ミュンヘンに到着したのは昼過ぎ。
バスで中心地に移動し、まずはホテルへ。
ミュンヘン中央駅ど真ん前のホテルだったので、アクセス最高です。
ちょっと早めに着いたので、断られるかなーと思っていたら、チェックインさせてもらえることに。
フロントにはお姉さんが２人いて、一人が私に説明をしてくれている隣でもう一人が部屋の確認の内線を入れてくれていて。
…と思ったら、定時だったのか、内線かけたまま受話器置いて「じゃあね」って帰ってしまった！！（驚）
私に説明をしてくれていたお姉さんが「あらあら、ちょっと電話出るわね～」みたいな感じで受話器を取ってちょっと話して「一つ上のグレードの部屋が用意できました」と教えてくれました。
え？電話中でも時間になったら帰るの！？しかもかけっぱなしで！？
ご家族が危篤とか！？いや、そんなわけなさそうだ…。
衝撃の光景に、ただ驚く（笑）
まぁ、結果的に部屋は用意してくれたわけだし（しかもアップグレード）、用件は済んでいるのだから、別にいいのか…おおらかでいいな…などと思う。
ホテルに荷物を置いて、市内をブラブラ。
まずは有名な市庁舎へ。
等身大の人形が踊る（？）仕掛け時計があるのですが、間に合わず。
中世っぽい迫力の建物で、仕掛け時計が動いてなくても見ごたえはアリ！
その近くに教会があって、展望台がある塔に登れるようで。
近くまで行ったら教会の裏に展望台への入り口があって、€３とリーズナブルだったので、登ってみることに。
覚悟なく入っていったら、狭い階段をひたすら登って登って、まだたどり着けず、途中で休憩を挟みつつなんとか登り切った展望台は、街が遥か先まで見渡せる絶景スポットでした！
後で調べて分かったのですが、その塔92ｍあるらしいです…
そんなに登ったのか…。いや登って良かったとは思ってるけども。
夕暮れに差し掛かり、赤く染まった街がとても綺麗でした。
物欲爆発
ドイツと言えば文具！ということで、文具屋さんを眺めてみたり、スーパーに入ってみたり。
昨日までの物価と全然違う！買う気が起きる！！（笑）
ステッドラーとかスワンスタビロとかファーバーカステルとかラミーとか、日本人にも身近な文具メーカーが、実はドイツ生まれなのですよ。
文具好きとしてはテンションアップです。
日本の販売価格の６割くらいで売ってたので、スタビロの蛍光ペンを購入。
そして、スーパーではクノールのドレッシングの素（粉末）を発見。
めっちゃ安い！ばら撒ける！ってことで、大量に購入して会社で配りました。
１回分ずつ小分けになってて５個セットで200円弱でした。
私も作ってみたら美味しかったので、ドイツ土産におすすめです。
あー…写真撮っとけばよかった。
ノイシュヴァンシュタイン城に行く
ミュンヘン２日目は天気があまりよくなさそうで。
前日に天気予報を確認したところだと、朝まで小雨となっていて、近場を観光しようか、電車でノイシュヴァンシュタイン城へ行こうかギリギリまで悩む。
ノイシュヴァンシュタイン城は、ディズニーのシンデレラ城のモデルになったお城で、とても美しいことで有名なのですが、ミュンヘンからはちょっと離れているんですよ。
で、そのノイシュヴァンシュタイン城へ行く方法は大きく３つ。
まずは、一番手っ取り早いのが観光バス。
ミュンヘン発のノイシュヴァンシュタイン城への観光バスが出ているのですが、あいにくの満席で。
そして次はミュンヘン中央駅から出てる直通バスで往復する方法。
こちらも前日にチェックをすると、帰りの便が満席で。
最後は、電車とバスを乗り継ぐ方法で、これしかなくて。
ちょっと面倒だなーと思うと、迷いまくる（笑）
10時ごろ電車に乗ることに仮定して、起きた時点で晴れていれば出かけようと心に決めて、起きたら晴れ！
覚悟を決めて出かけることに。この時点では、旅行なのに何となく億劫な気持ちもあったのですが、せっかくだからという貧乏人根性もあり。
ユーロをまだ持っていなかったので、まず確保をすることから。
現地通貨を調達するときは、手数料が安いので、両替ではなくATMでキャッシングをしているので、今回もいつものようにミュンヘン中央駅のATMで手続き。
が、いつも通りATMにカードを入れて金額を押したのに、一向にお金が出てこないのですよ。
どこから出てくるのか、ATMをひたすら眺めても、ふたが開いたような感じもないし…と焦っていたら、画面に「長時間お金を取らなかったから引き上げたよ」みたいなメッセージが出て、取引終了。。
え？これって、お金貰ってないけど、引き出したことになったのかな！？と色々考えていたら、後ろに人が並んでるし、ますます焦るし。
私の操作の仕方が悪かったのかなぁと、ATMを変えて試してみたら、ちゃんとATMのふたが開いてお金が出てきて、やっぱりさっきのおかしい！ってなったのですが、どうしようもなくて。
一気に大金を引き出していなかったのが、せめてもの救い💦
お金返ってこないかも…と不安だったのですが、後日、日本に帰って、カード会社に申し立てをしたら、無事返金されました。
気を取り直して、ミュンヘン中央駅の切符売り場で親切なおじさんに教えてもらいながら「バイエルンチケット」なるお得な切符を買い、ホームを教えて貰っていざ乗車！
目的地までは約２時間半かかるわけですが、電車に乗って重要なことに気づく。
…電車で２時間半移動したら、天気って今いる場所とは違うんじゃないか…？
なんとなく嫌な予感がしつつ調べたら、やっぱり雨！
折り畳み傘をホテルに忘れてきたー💦
時間帯予報を見ると、昼過ぎには雨が上がりそうだったので、ただ祈る（笑）
そうこうしてると、窓の外は雨…。
しかしっ！
ノイシュヴァンシュタイン城の最寄り駅に着いた時には、雨が上がってました！
日頃の行いか！？（笑）
紅葉の綺麗な景色に青空も見え始めていて、絶好の観光日和ですよ！！
めっちゃ迷ってたけど、来てよかった！！ 一気にテンションアップです（笑）
お城は山の上にあるのですが、麓から見るだけでも美しい。
麓のチケットボックスでチケットを買って、シャトルバスに乗ってお城に向かうのですが、シャトルバスが山道を飛ばす飛ばす💦
一番前の運転手の隣に立っていたため、ものすごく怖い。
しかし飛ばしただけあって、思ったより早く到着しました（笑）
シャトルバスがお城の近くまで行くのかと思いきや、駐車場からさらにぼちぼち歩く。
辿り着いたお城は一部工事中でしたが、内側は特に問題なく。
日本語のオーディオガイドを片手に、豪華絢爛な城内を満喫できました。
特に大広間（玉座の間）は息を呑むほどの美しさで。
撮影禁止が憎い！
城内を堪能した後は、シャトルバス乗り場近くのお城が美しく見えるマリエン橋へ。
狭いつり橋ですが、絶好の撮影スポットということで、人だらけ。
日本からのツアー客もたくさん来ていて、そこら中から聞こえる日本語。
そして、ツアー客同士で写真を撮り合っている合間を縫って自撮りをするに、孤独を噛み締める（笑）
日本人団体客の多い観光地は、孤独感が増すなぁと学習しました。
お城に満足をしたので、来た道を引き返し、バスと電車を乗り継ぎながらミュンヘンへ。
翌日は朝から飛行機でウィーンへ行くので、空港近くのホテルへ移動です。
ここで、まさかのトラブル！
ミュンヘン中央駅から空港へ電車で移動した時にトラブルが起きました。
確かに空港行きの電車に乗ったのですよ。
そして心配だったので、先に乗っていたおじさんにも確認したし。
ところが！
よくわからない駅で止まったかと思えば、ドイツ語で車内放送が。
何言ってるか分からないのでぼやーっと座っていたら、見知らぬ人がドアから入ってきて、「空港行くの？」と聞いたので、てっきり行先を聞かれたと思って「たぶん…」と答えたら、「あなた、その荷物（スーツケース）持ってるんだから空港行くでしょ！
ここで降りて乗り換えて！この電車は空港行かないから！」と。
駅員だったのかー！私服は分からんわ…と、日本の制服制度について必要だなと再認識する（笑）
とりあえずホームに降りたものの、どうしていいのか分からないままその場に立ち尽くす。
そうこうしているうちに、私と同じくホームに降りたであろう人達が、どこかへ居なくなっていて、気付いたら私と出張ビジネスマンっぽいお兄さんと、６人くらいの中国人旅行客だけになっていました。
ここのホームで乗り換えって聞いたけど、違ったのか…？
さっきまで乗ってた電車はミュンヘン中央駅行きになってるし…？
不安過ぎて、ビジネスマン風のお兄さんに「あなたも空港へ行きますか？ ここで待ってればいいんですかね？」って聞いたら、「空港へ行くよ。でも、このホームでいいかはよくわからないなぁ」と言いながら二人で困った顔を見合わせる。
二人でキョロキョロしてたら、お兄さんが電光掲示板を見つけて、「ホームが違うんじゃないか？ちょっと見てくる」と、行ってしまって。
心細くなって慌てて付いていったら「こっちだ！」って呼んでくれて。
向かいのホームに辿り着いたら、そこの電光掲示板に「空港行き」と！
お兄さん、連れてきてくれてありがとう！！
ありがとうだけじゃ感謝しきれず、バッグをゴソゴソして見つけた明治チョコレートをプレゼント。安くてすみません💦
美味しいと言ってくれたので、本当に優しいイケメンだった！＾＾＊
おまけに、まだ向かいのホームに座っていた中国人観光客に向かって、”こっちにこい”のジェスチャーをして、彼らも無事乗り遅れることなく電車に乗ることができていました。優しい！！
予定時間より遅くなったけど、なんとか空港駅に辿り着いたら、今度はホテルまでのシャトルバス。
バス乗り場に行って、ホームページに載っていた緑のバスを待ってても一向に来ない。アイスランドほどじゃないにしても寒い(>_<)
何種類か違うホテル行きのバスが停まっては行きしていたのを見送り、30分ほど経過したあたりで、ハタと気付くと、緑じゃないバスに目的のホテルのロゴが！！
気付くのが数秒遅れ、目の前で見送ってしまった…。
緑のバスって書いてたじゃん…。
さらに30分待って、なんとかバスに乗れました。
結局ホテルに着くまでに２時間以上ロスをして、計画してた睡眠時間取れず。。
とはいえ、なんとかホテルに辿り着けてよかった…。
そしてこの日がフライトじゃなくてよかった…。
朝早い便で出発をする時は、できれば空港の近くのホテルを取った方が精神的に余裕ができると思います。
