ちょっと息抜き旅記録

日常に疲れたら、思い切って海外へ。

弾丸!11日で世界一周 ~オーストリア編~

羽田-フランクフルト-アイスランド-ミュンヘン-ウィーン-LA-ラスベガス-成田 

 

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ウィーン半日観光

朝から飛行機に乗ってミュンヘンからオーストリアのウィーンへ移動。

ビジネスクラスに乗ったのですが、エコノミー並みの狭さに驚く。

しかし、食事はちょっと豪華に出てきました。
フライト短すぎて、食べ終わる前に回収されたけど💦

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本当はミュンヘンからアメリカへ飛ぶルートを取りたかったんですが、マイルで予約できる枠がなく、オーストリアを経由することになったので、ちょっと寄るだけって感じで半日。
昼前にウィーンに着いて1泊し、翌日の朝には出発というスケジュール。

で、あまりにも時間がないため、目的をマリーアントワネットの実家であるシェーンブルン宮殿に絞ることにしました。

空港のそばのホテルに荷物を置いて、電車で乗り継ぎつつ宮殿へ。

思ってたより広い!大きい!

事前にシシィチケットという、入場制限がかからないチケットを日本で購入していたので、スムーズに入場できました。

日本語のオーディオガイドを貰って、マイペースにてくてく。

外から見て広いなーとは思ってたけど、中はもちろん広い!!
半端ない部屋数!!
部屋から部屋へと移って行っても、どこまでも絢爛豪華!!
肖像画も多く飾られていて、この家族がここに住んでいたんだなぁと、色々と思いを馳せてみたり。
(中国の団体の方がめっちゃ煩かったけど、そこは愛嬌💦)
なんだかんだで2時間くらいかけて回った気がします。

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シェーンブルン宮殿

 

入口の前に宮殿コンサートのチケット売りが立っていて、当日チケットがまだあるそうで。
チケット売りのおじさんが日本語ができる人で、「絶対いいから! ちょっと夜遅くなるけど、この宮殿は駅近いし、ホテルも駅が近いなら安全だから大丈夫!」とオススメしてくれたので、せっかく音楽の都ウィーンに来たし、行ってみようと決意。

S・A・B・Cと席のランクがあって、室内楽だし会場もそんなに大きくなさそうなので、B席でいいかなーと言ったら、割引してあげるからA席にしなよと言われ、そこそこな値段だったけど、まぁ二度目があるかどうか分からないし、えいやっ!と支払い。

シェーンブルン宮殿や庭を一通り見たら夕方に差し掛かっていたのですが、コンサートの開始は20時で、まだ時間があったため、一度中心部に戻ることに。

 

カフェ・ザッハでザッハトルテ

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カフェ・ザッハのザッハトルテ

オペラハウスのあたりを何となくプラプラしてたら、ザッハトルテ発祥のカフェ「カフェ・ザッハ」があったので、ここは本場を味わうしか!

少し並んで、かわいいウェイトレスさんが「こんにちは」と日本語で挨拶して案内をしてくれていました。

そして定番のザッハトルテとウィンナーコーヒーをオーダー。
アプリコットの香りがする、上品な味がしました。美味しかった!
観光客が多いはずのカフェですが、雰囲気が落ち着いているため
観光客が多いところの独特の雰囲気はなく、ゆっくりできました。

 

そしてシェーンブルン宮殿コンサート

いい時間になったので、シェーンブルン宮殿を再訪しコンサート会場へ。

クロークに荷物を預けようと思ったら、手数料が€1必要とのこと。

さっきのカフェザッハで現金を使い果たしてしまい、預けることができず、仕方なくそのまま中に入ると、ダンディなスタッフさんから荷物を預けるように言われる。
現金を持ち合わせていないことを説明すると、一緒に来なさいと言われ、ついていくとクロークの人を説得してくれて、無事荷物を預けることができました。 

ありがとう、おじさん!

コンサート会場に荷物やコートを持ち込むのは、音が悪くなるし場所を取るから周りに迷惑をかけてしまうなぁと思っていたので、本当に助かりました。

ちょっと早めに着いたため、入場待機列の前の方に並ぶことができて、結果A席の一番前(S席の真後ろ)に座ることができました。

宮殿コンサートや教会コンサートは、ざっくり区画にランクがあるだけで、その区画内なら席は自由というところが多いような気がします。なので、いい席を取ろうと思うと、早めに並んでいた方が良いかと思います。

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公演中は撮影NGでした。

この日はシェーンブルン宮殿に行くと決めていたので、雰囲気出そうと思ってバーガンディーのニットワンピにヒールパンプスを合わせていたのですが、前に並んでたイタリアから来たという老婦人に、いい色の服ね、素敵だわ!と褒められてテンションアップ!

この方は、昔は教員をしていてリタイア後は夫婦で世界中を旅行しているんだと教えてくれました。
息子さんが韓国に留学していて、会いに行くついでに日本にも行ったのよ~とか、英語が苦手な私にも分かりやすく色々とおしゃべりしてくれたので、待ち時間を退屈せずに過ごすことができました。

肝心のコンサートですが、演奏者の数も思ったより多いし、オペラ歌手が登場したり、バレエダンサーが登場して演奏に合わせて踊ったりと休憩挟んでしっかり2時間!
1時間程度のミニコンサートに約8,000円って高いなーとか思ってたけど、お値段なりでしたよ!!払った甲斐あった!! 席も舞台に近かったし。
モーツアルトなど、分かりやすい曲を演奏してくれつつ、オペラはドイツ語なのでさっぱり分からないので、表情と振りを見ながら脳内でアテレコしてました(笑)

指揮者はナイスミドルのイケメンだし、飽きないように構成されてるし、最後は聴衆参加型の「ラデツキー行進曲」で〆!

「ラデツキー行進曲」と言えば、指揮者に合わせて手拍子を強くしたり弱くしたりしてオーケストラと一緒に音楽を作ってるって感じが、いいんですよね。私はこれがラストに来るとテンション上がります(笑)

興奮のうちに帰路についたのですが…チケット売りのおじさん、大丈夫だって言ってたけど、見知らぬ土地で22時過ぎに電車に乗って移動は相当緊張しましたよ…。
何もなかったし結果は安全だったけど、怖かったからもうやらない…。

 

おまけ。

友達からリクエストのあったお土産。

「NO KANGAROOS IN AUSTRIA」のTシャツです。

シュっとしたイメージのオーストリアなのに、こんなギャグが定番なんて(笑) 

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