ちょっと息抜き旅記録

日常に疲れたら、思い切って海外へ。

初めての女子ひとり旅! ブダペストで温泉(ハンガリー旅行前編)

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ブダペスト

基本情報

  • 旅行先  ブダペスト、トカイ、センテンドレ(ハンガリー)
  • 旅行期間 2014/10/2~10/8(4泊7日)
  • 旅行者  ひとり旅
  • 目的   ワイン祭りと世界遺産
  • 服装   薄手のニット(ヒートテックIN)にブルゾン
  • 旅行会社 個別手配(カタール航空エクスペディア

 

初めてのひとり旅

海外旅行にハマったとは言え、いつも一緒に行ってくれる友人が捕まるわけでもなく。

以前、アメトーークで眞鍋かをりが「スケジュールと予算と価値観の合う友達ってほぼいなくない?」って言ってたのですが、まさにそれです。

主婦の友人だと「子供が…」だし、仕事してる独身の友人だと、休みが合わない。そして海外旅行に行きたいという熱意が私に比べて弱いので、何とかして調整しようという感じにはなりにくいんですよね。

今回行きたいのはヨーロッパ。ということは日数もかかるから、そんなに長期旅行に付き合ってくれそうな友人は今いない。でも行ってみたい…。

じゃあ、一人で行ってみよう!と。

 

旅の準備

初ヨーロッパにハンガリーを選んだのは、西欧に比べて安全だという情報と物価の安さ、適度に田舎の方が気後れしなくて済むかなぁという思いからでした。

日程は、どこかで知った「トカイのワイン祭り」に合わせることに。

6月ごろにハンガリー大使館に電話して期間を教えて貰い、日程を決定。目的がはっきりある場合は大使館に問い合わせてみると、案外親切に教えて貰えます。

そして、ツアーだと基本2人からなので今回はネットで予約にチャレンジ。

スカイスキャナーとカタール航空とエクスペディアを利用しました。あと、初めての長期ひとり旅だったので、日本語が恋しくなるかも?などと思い『日本人 B&B』で検索して見つけた『ペンション センテンドレ』に直接予約。

海外って”一部屋いくら”だから、2人で行くとお得でも、1人だとあっさり予算オーバーしてしまうのが悩みどころです。 

仕事帰りに出発

出発は仕事帰りの深夜便。なので、旅行期間は7日ですが、実質の休みは6日です。
今回はカタール航空でドーハ乗り継ぎ、片道トータル17時間の旅でした。
カタール航空、初めて使いましたが、快適でした。機内食もおいしい!

機内では、トイレに気兼ねなく立てる通路側を選んでいたのですが、窓際の白人紳士が「こちらの方が景色がいいですよ。席を変わりましょうか、マダム?」と声をかけてくれました。

理由あって通路側を選択しているのでお断りしたのですが、こんな親切な言葉を貰ったのは、かつて日本であっただろうか…というくらい感動しました。

幸先のいいできごとに良い予感を感じながら、プチ冒険の始まりですよ😃

ハンガリーのリスト・フェレンツ空港に着いたら、ブダペストの中心部までの交通の便がすこぶる悪くて、公共交通機関で行こうと思うと初心者にはちょっとハードルが高そうだったので、乗り合い空港シャトルバス(各人の目的地まで連れて行ってくれる)を利用しました。
とはいえ、カタコトの英語しかできないので、これも一苦労だったりはするんですが。

世界遺産の街を散策

14時ごろになんとかホテル(Boutique Hotel Victoria Budapest)にたどり着き、窓からドナウ川とくさり橋や国会議事堂が見られる部屋で今後の作戦会議(脳内)。
予習して行こうと思ってたのに、出発前にバタバタしてしまい、結局リサーチ不足のまま出発日を迎えたので、『地球の歩き方』様だけが頼りですよ。

調べた結果、近くに「王宮の丘」があることが判明したので、てくてく歩いて行くことに。文字通り丘の上にあるので、歩いて行くと息が上がるほどに階段攻め…orz
後日筋肉痛になりましたよ…

そして後で分かったことですが、ホテルの近くに、麓から王宮の丘に行くためのケーブルカーがありました。事前調査は大切ですね…。

丘なのでブダペストの美しい景色が見渡せるし、教会や王宮など見どころ満載だし。
教会の前の公園ではブラスバンドが演奏していたり。
そこらじゅうに音楽が溢れていて、立ち止まっては聞き入ってたら、すぐに暗くなってしまい、滞在1日目は終了。

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教会前で演奏していた人たち

夜はハンガリー舞踊を見られるレストランに行きたくて、ホテルのフロントに予約をお願いしたのですが生憎開催されておらず、代案を提示してくれて、伝統音楽の生演奏があるレストラン(Kacsa Étterem)へ。
「絶対美味しいから!!」とオススメのレストランだったのですが、さすがオススメ!!

何を食べても美味しいし、ワインも料理に合ったものがセットされていて、間違いなしでしたよ。

「ハンガリー伝統料理」と説明があったメインは、ロールキャベツっぽかったけど、なんだかちょっと酸味でした。
ザワークラウト気味のキャベツにサワークリームが添えてある感じ。
いや美味しいんですが、ロールキャベツだと思って食べると、裏切られる(笑)
そして、量がハンパないので「これ以上は美味しく食べられない」という限界を味わうこともできます😅
申し訳ないと思いながら、残しました…。
”おひとり様”が私だけだったことを除けば、最高でした(笑)
上機嫌で夜景を眺めながらドナウ川沿いを歩くのも気持ちよかったです。

2日目は再び王宮の丘へ。

夜に行われる教会でのコンサートのチケットをゲットし、王宮地下迷宮に行ってみました。
王宮の丘から麓へ降りられるようになっている、薄暗い地下通路なんですが、文字通り暗いし迷うし、一人で行くとちょっと怖かった…。
そして何でもない地下通路だと思ってたら、いきなり現れる不気味なマネキン!
中世の生活スタイルの展示なんですが、もうホラーですよ…
「早く抜け出したい!」と思うも、順路の矢印が右と左両方についていたり、マップがめったになかったり、静かに焦る。
そしてたまたまマネキンのメンテに来た職員に「出口どこ!?」と聞いて何とか脱出。
怖がりさんは複数人で行くことをオススメします。

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地下迷宮

その後も、ひたすら街歩き。
くさり橋や聖イシュトヴァーン大聖堂、オペラ座見学などなど。
オペラ座の日本語ガイドツアーのチケットは売店で買えます。

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オペラ座

そして温泉!!
セーチェニ温泉に行ってきました。
温泉と言っても、日本とは違って水着で入るプールスタイルなんですが、水温も気温も低いため、出るタイミングを失う(笑)

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セーチェニ温泉


そしてここでカメラ紛失!!
外に出て気付いたため、ホテルのフロントで温泉に問い合わせて欲しいと頼むと「あそこのロッカーは危険なのよ。無くなったのはカメラだけ? 財布やパスポートはあるの!?」とか聞かれて、一応問い合わせて貰うも、あー…もうダメだ…と諦める。

半分諦めつつ、王宮の丘にあるマーチャーシュ教会のコンサートへ。
ミニオーケストラとソプラノ歌手によるコンサートで、音響もいいし、行って良かったと思えるものだったのですが、カメラ紛失事件のおかげで気もそぞろ。
ベストコンディションで鑑賞できなくて惜しいことをしたなー…と少し後悔。

…が、奇跡的にカメラ見つかる!!
ハンガリー最高!!
ホテルの人も驚いてました。
温泉に取にに行ったら「あなたの思い出がなくならなくて良かったわね~」とにっこり。
とは言え、こんなことは稀だそうです…

そんなこんなで、3日目からはブダペストを離れて地方へ。

 

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